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2011年03月29日
与那国織
苧麻(2011年3月2日撮影)
与那国町伝統工芸館の庭に、【ドゥタティ】に使われる
苧麻(チョマ)が植えられていた。
開館間もなく飛び込んだ私に、工芸館員の方が
親切に説明して下さいました。
「ドゥチン花」、「イチチン花」、「ダチン花」。。。
これらは【与那国花織】のデザインパターン。
【与那国花織】の特徴は、細やかな花模様が浮き出て見えるところ。
花模様に、与那国ことばの数詞をあてはめて、
点が四つのものをドゥチン花。
イチチン花(五つ花)やダチン花(八つ花)に加え、
網目に花が入るイルク花、三重の菱形のミング花など、
【与那国花織】の種類は豊富である。
余談
与那国ことばの数詞
1.トゥーチ 2.ターチ 3.ミーチ 4.ドゥーチ 5.イチチ
6.ムーチ 7.ナナチ 8.ダーチ 9.クグンチ 10.トゥ
【ドゥタティ】は、苧麻や木綿を使った素朴な平織。
豊年祭や行事などに着用される島人のコスチューム。
与那国民俗資料館を訪問した際、池間苗さんに見せて
いただいた歴史を感じる【ドゥタティ】。
以上紹介した与那国織の他にも、
植物染料で染めた色糸を織り込んだ【与那国シダティ】。
一歩下がってついて行く夫婦の姿を表わしていると
いわれる【与那国カガンヌブー(角帯)】も興味深い。
与那国町伝統織物協同組合のパンフレット
お土産なら、祖納の「雑貨さくら」で、
お気に入りの花織小物が見つかるかもしれない。
十山神社の前の「花ゆり工房」では、織や染めの体験教室も
開かれている。
自分自身で与那国の伝統工芸に触れてみるのも面白い。
花織りコースターなら30分程度、草木染めも1時間から
2時間程度で完成出来るそうである。
現在、伝統工芸館の作業場にある織機で、実際に織られており、
与那国町伝統織物協同組合は、島の人に伝統技術を
継承している。
教育期間と修行期間を経て、何人かが今も巣立っている。
工芸館の皆さんの顔が輝いていたのが印象的であった。
参考情報
与那国町伝統織物協同組合のホームページ
http://www.yonaguniori.org/
「与那国島の自然と伝統文化」のホームページ
http://www.town.yonaguni.okinawa.jp/donan-bunka/program5/1.html
与那国町伝統工芸館の庭に、【ドゥタティ】に使われる
苧麻(チョマ)が植えられていた。
開館間もなく飛び込んだ私に、工芸館員の方が
親切に説明して下さいました。
「ドゥチン花」、「イチチン花」、「ダチン花」。。。
これらは【与那国花織】のデザインパターン。
【与那国花織】の特徴は、細やかな花模様が浮き出て見えるところ。
花模様に、与那国ことばの数詞をあてはめて、
点が四つのものをドゥチン花。
イチチン花(五つ花)やダチン花(八つ花)に加え、
網目に花が入るイルク花、三重の菱形のミング花など、
【与那国花織】の種類は豊富である。
余談
与那国ことばの数詞
1.トゥーチ 2.ターチ 3.ミーチ 4.ドゥーチ 5.イチチ
6.ムーチ 7.ナナチ 8.ダーチ 9.クグンチ 10.トゥ
【ドゥタティ】は、苧麻や木綿を使った素朴な平織。
豊年祭や行事などに着用される島人のコスチューム。
与那国民俗資料館を訪問した際、池間苗さんに見せて
いただいた歴史を感じる【ドゥタティ】。
以上紹介した与那国織の他にも、
植物染料で染めた色糸を織り込んだ【与那国シダティ】。
一歩下がってついて行く夫婦の姿を表わしていると
いわれる【与那国カガンヌブー(角帯)】も興味深い。
与那国町伝統織物協同組合のパンフレット
お土産なら、祖納の「雑貨さくら」で、
お気に入りの花織小物が見つかるかもしれない。
十山神社の前の「花ゆり工房」では、織や染めの体験教室も
開かれている。
自分自身で与那国の伝統工芸に触れてみるのも面白い。
花織りコースターなら30分程度、草木染めも1時間から
2時間程度で完成出来るそうである。
現在、伝統工芸館の作業場にある織機で、実際に織られており、
与那国町伝統織物協同組合は、島の人に伝統技術を
継承している。
教育期間と修行期間を経て、何人かが今も巣立っている。
工芸館の皆さんの顔が輝いていたのが印象的であった。
参考情報
与那国町伝統織物協同組合のホームページ
http://www.yonaguniori.org/
「与那国島の自然と伝統文化」のホームページ
http://www.town.yonaguni.okinawa.jp/donan-bunka/program5/1.html
Posted by arika_与那国 at 09:44